こんにちは、Cozです。
海外駐在で苦労する人の特徴と対処方法でもシェアさせて頂いたように、
私が見聞きしてきた中で駐在員が苦労する1番の原因は現地スタッフとのコミュニケーションです。
私自身、駐在してしばらくは現地スタッフの中に溶け込めず、鬱屈とした時期がありました。
ただ、その時期を乗り越え今ではスタッフみんなとそこそこ良い仲を築くことができました(と自分では思ってます)。
今日はどうやって乗り越えてきたのか、私の経験をシェアしたいと思います。
こんな方におすすめ
- アメリカの現地スタッフと仲良くなった方法が知りたい方
結論
- 休日に遊びに行く
- 同僚の愚痴に付き合う
- 会社のイベントには参加する
休日に遊びに行くのが1番効果あり
バーベキューでもゴルフでも、何でも良いので会社とは関係ないところで一緒の時間を過ごすのが大事です。
プライベートの時間を共有することで、一気にスタッフとの距離が縮まります。
ただ、この参加するということが私のような人見知りには意外と難しかったです。
人見知りにはハードルが高い
実は私も来て早々の頃は、結構誘いを断ったりしていました。。。
妻と時間を過ごしたいとか、家でゆっくりしたいと適当な言い訳をずっとしていました。
けど、本当のところは、
「英語で何言ってるかわからないから会話についていけない」
「英語が上手く喋れないから、伝らないんじゃないか」
「みんなネイティブばかりだし、英語のせいで馬鹿にされたら嫌だな」
とか、非常にネガティブでくだらないことでずーっと悩んでいました。
「元来の人見知り+英語が上手くない」ということで中々最初の一歩を踏み出せずにいました。
妻の一言で助かった
私の妻は、英語が本当に喋れません。
それでも一人で、教会に行ってみたり、ボランティアでやってる英会話教室に通ったりしています。
英語の良し悪しを言い訳に、自分の興味のあることを諦めたりしません。
そんな私を見透かしてか、
「英語が伝わらないと、人生楽しめないのか?」
「英語を学ぶいい機会じゃない」
「一回行ってみて、嫌ならすぐ帰ればいいし、二度行かなきゃいいじゃん」
と当時の私にはグサグサ刺さる言葉をかけてくれました。
自分は旧帝大の大学院も出ており、一部上場企業に勤めていましたし、変なエリート意識がありました。
また周りのスタッフは年下の子ばかりだったので、英語の教えを請う事に対してプライドが邪魔していました。
その後、勇気を出して食事会に参加してみましたが、本当に楽しむことができました。
ほとんどの会話はウンウンと頷くくらいしかできませんでしたし、一言二言しか言葉は発しなかったと思います。
それでも、「よし次はもっと話してみよう」と、まるで学生時代に戻ったような気持ちになりました。
メモ
見栄やプライドは捨てて、一歩を踏み出すことが大事
同僚の愚痴にはある程度付き合う
良く何かのビジネス書や、Twitterを見ていても
「同僚との愚痴の言い合いは無駄」
と言われています。
しかし私のような、普通のサラリーマンでは愚痴はある程度必要かと個人的に考えています。
嫌らしい考えではありますが、愚痴を言ったり聞いたりするのは最速で仲良くなる話題だと思います。
愚痴を言うときは、お互い同じ方向を向いているので、共感しやすいからです。
勿論、言い過ぎるのは時間の無駄ですし、建設的ではありません。
アメリカ人は上司や会社に対してハッキリと物を言う人が多い印象でしたが、ミレニアル世代と呼ばれる若い子達は意外と言えませんそうでもありません。
直接マネージャーに言えないことを、私のようなテーマーリーダークラスが聞いてあげることで、
みんな結構スッキリしてくれますし、会社の「不」を見つけるキッカケにもなります。
ちなみにですが、若い世代は会社やマネージャーと言い争う代わりに、新しい職場を見つけてすぐに会社を去っていきます。
3年間もずっとスタッフを見ていると、そろそろ会社を辞めそうだなってことも段々わかってくるようになります。
社内のイベントに参加する
会社主催、有志に関わらず社内でのイベントにも出来るだけ出席するようにしています。
社内イベントに出席するメリットは、普段は関わりの薄い部署の方とも話す機会ができることだと思います。
開発職は、様々な部署と協業することが多いので、みんなと仲良くするメリットの方が多いです。
顔見知りの方が、色んなお願いもしやすいですし、お互い気持ちよく仕事できますからね。
ゴルフやBBQでも家族も一緒に連れて行けますし、日本と色々違うところもあり、普通に楽しむことができます。
ちなみに、私は日本にいたとき、会社のイベントに参加したことは一度たりともありませんでした。
「人見知りなのであまり初めての人ばかりのとこにいるのが好きじゃない」
「休日なのに会社の人と会いたくない」
「会社のイベントに参加するよりも、自分の好きなとこに行きたい」
と思っていたからです。
こちらに来て、色々な会社イベントに参加するようになってから、意外と悪くないのかもと思うようになりました。
以上です。