お酒

ビールの種類をお勉強【発酵のさせ方で分類】

2021年1月20日

ブログを立ち上げてから、記事のほとんどがビールのレビューであることに最近気づきました。

アメリカ生活のことをもっと華やかに色々書こうと思っていましたが、最近は自粛続きでなーんも書くことがありません。

という訳で、ずっとビールを飲んでいた訳でありますが、色々ビールを飲んでいると、ビールのことに興味が出てきましたので、ビールの種類について少しまとめてみました。

今回の記事では、発酵のさせ方の違いでビールを分類しました。

そもそも発酵とは?

酵母菌が糖質を炭酸ガスやアルコールに分解する過程のことです。

酵母菌とは?

微生物の一種です。真菌類の仲間です。

糖質を分解する?

糖類の原料になるのは、主に大麦です。

小麦とかを使うとホワイトビールと呼ばれたりします。

ビールの種類は大きく2種類

上面発酵という方法で作られたものがエール、下面発酵という方法で作られたものをラガーと呼びます。

<上面発酵の概要>

  • 上面発酵の方が歴史が古い。
  • やや高温で短時間で発酵。

<下面発酵の概要>

  • 低温長時間で発酵
  • 酵母が麦汁の下の方に沈んでいく。
  • 雑菌が繁殖しにくく、品質を保ちやすい
  • 大量生産のビールに適している。

エールの種類ってどんなものがある?

ペールエール

薄めの色にホップやモルトの香りが特徴。

発祥は、イギリスのバートン・オン・トレントです。

アメリカに渡って、アメリカンペールエールとなって人気を博しました。

IPA(インディアンペールエール)

ペールエールよりも香りと苦味が強いのが特徴。

18世紀にイギリスで発祥。

インドにいるイギリス人に、輸送する際に大量のホップを防腐剤代わりに使用。

ヴァイツェン

南ドイツが発祥。

大麦の代わりに小麦を使ったビール。

ホップに苦味が少なく、フルーティーな香りが特徴。

へーフェバイツェン

酵母をろ過していないのが特徴。

クリスタルヴァイツェン

酵母をろ過しているもの。

ヴァイツェンホック

小麦が強く、アルコール度数が高い。

スタウト

アイルランドで、ギネスさんって人がポーターっていうビールをもとに作ったと言われています。

英語で「強い」っていう意味。

色が黒いのが特徴で、コーヒーっぽい少しローストした香りが特徴です。

ラガーの種類ってどんなものがある?

ピルスナー

世界で出回っているビールの7割がピルスナーと呼ばれているみたいです。

淡い金色が特徴で、チェコのピルゼンという地方が発祥です。

淡色麦芽とノーブルホップ、軟水を使っています。

シュバルツ

ドイツ発祥です。

日本で流通している黒ビールはほとんどシュバルツに分類されます。

ドルトムンダー

ドルトムント発祥で淡色が特徴です。

エキスポートとも呼ばれます。

ボック

アインベック発祥、バイエルンで発展しました。

ラオホ

ハンブルグ発祥で元々は「煙」という意味です。

燻製した麦芽を使ってビールを作るので、スモーキーな風味とちょっとした甘さが特徴です。

アメリカで売っているのは、スタウトとエール, IPA、ラガーがほとんどです。

今度ヨーロッパ旅行に行く機会があればチャレンジしたいと思います。

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