アメリカに駐在して4年目に入りました。
赴任してからの仕事はもちろん、結婚生活や出産などいろいろな大変なことがありました。
今回の記事では、本当にアメリカ生活で本当に大変だったことをまとめました。
こんな方におすすめ
- アメリカのリアルな駐在生活事情が知りたい方
アメリカ駐在サラリーマンの生活事情
赴任してから生活のセットアップも大変
駐在生活は、アメリカに赴任する前から始まっています。
赴任してすぐに仕事を始めるには、生活基盤を急いで整えなけれなりません。
ですので、赴任前にはやるべきことをリスト化し、購入するものがあれば目星をつけておく方が無難です。
アメリカに赴任したらすること
- ソーシャルセキュリティーナンバーの取得
- 銀行口座の開設
- アパートの契約
- 運転免許証の取得
- 車の購入
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アメリカ生活のセットアップを最短で行う方法
アメリカ赴任当初は、米国駐在員としての新生活への楽しみと不安でいっぱいでした。 仕事や日々の生活を楽しむには、できるだけ早く生活基盤を整えることが重要です。 しかしながら、言語も文化も違う環境で色々手 ...
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日本との働き方が違う
アメリカ駐在員の地味に辛いことといえば、日本との時差でしょうか。
東海岸の場合では、時差が13時間ありますので、ほぼ真逆です。
日中は通常業務に費やし、定時後からは日本との打ち合わせです。
日本人同士の打ち合わせの場合は、基本的にはアメリカ側が夜にスタートします。
ローカルスタッフとの付き合い方
言語も文化も違いますし、教育レベルも違いますので、中々日本の時のようにスムーズに仕事は進みません。
アメリカ人以外にも、アジアや中南米から働きに来ている人もたくさんいますので、日本での常識は全く通用しません。
例えば、日本の場合では資料を作成するには読み手がわかりやすいように準備しますが、
こちらでは文字ばかりのスライドで、「理解できない奴が悪い」みたいなスタンスの人が非常に多いです。
人の入れ替わりも激しく、OJTみたいな教育方法を取っていたらキリがありませんし、
そもそも、そのような雇用形態になっていません。
ただ、若くして多様性のある環境で働けるのは、非常に良い経験だと思います。
アメリカの日常生活
アメリカでの妊娠と出産、育児
アメリカ生活、というか人生で一番大きな経験が子供を授かったことです。
子供ができてから、妻に本当に頭が上がりません。
色々と大変なことばかりでしたが、以下の3点が特に大変でした。
出産で大変だったこと
- 2人にとって初めての子供
- 慣れない海外での検診や出産
- 夫婦二人だけでの子育て
子供を育てていく中で、色々心配なことはありました。
「アメリカでも子供に合うオムツはあるかな?」
「ミルクはちゃんと飲んでくれるかな?」
「風邪ひいた時は大丈夫かな?」
挙げだしたらキリはありませんが、今のところ以下3つのことにはあまり困っていはいません。
アメリカは先進国ですし、肝心なところはしっかりしています。
意外と困らないこと
- 病院はしっかりしているので意外と大丈夫
- 出産後の手続きもそんなに難しく無い
- ベビー用品で困ることは無い
英語について
駐在生活で一番苦労するところは英語です。
3年以上アメリカに滞在していますので、赴任前は700点程度だったTOEICも900点以上取ることができました。
ただ、何の勉強も無しに取れたかというとそうではありません。
結局は、日本でやるような単語や文法の勉強に加え、日々の業務でリスニングとスピーキング、ライティングを実戦で使用したというだけです。
日本語と英語は丸っきり違う言語ですので、そもそも習得するのに時間がかかります。
その上、特殊な職業や環境にいる人を除いて、英語を使用する必要性も理由もありません。
英語に対する好奇心がある人を除いて、英語が上達できるようになる動機は危機感です。
私のような、学生時代にTOEIC250点を取るような凡人は努力するしかないと、認識できました。
以前よりも英語が上達したとはいえ、未だに現地メンバーとのミスコミュニケーションは日々あります。
日本語訛りで、文法も無茶苦茶な英語に対して、フラストレーションを感じていることも知っています。
なので、自分が英語の上級者なんて全く思わないですし、世界的な標準レベルすら達していないと感じています。
(ただ最近はTOIECの点数に浮かれて、英語の勉強サボっていますが。。。)
英語を一朝一夕で習得するのは不可能ですので、違った形でコミュニケーションの仕方を工夫しなければなりません。
英語の完璧さを敢えて求めない割り切りと事前の準備が大事だと考えました。
私が実行したことは以下の5点です。
ポイント
- 英語の完璧さを求めない
- 曖昧さを残さない
- ロジックの構成はしっかりと準備する
- 伝える順番を意識する
- 理解し合えているか確認する
こうして振り返ってみれば、英語のみならず日本語でのコミュニケーションでも使えそうですね。
以上です。